多摩川

多摩川を境に東京(島嶼部を除く)の天気が大きく二分されるのは、多くの都民が感じていることだと思うが、いざ自分が多摩川を越えた八王子エリア(八王子ではない)に越してきて、近所の花見スポットは何処が良いかしら?、なんて呑気なことを考えている間に、多摩川の向こう側では今週末にはもう満開になってしまいそうな勢いで改めて驚いた。
仕事を抱えての多摩川越えの往復では気にも留めていなかったのだが、今日のように、親子3人でのんびりとドライブしたりなんかすると、桜のみならず、風の温もりや、日差しの優しさ、空気そのものの匂いまで、すべてが全くの別物であることに気付く。
所用を済ませたその帰り道、小金井公園に寄ってみた。幼少期の殆どを東京で過ごしてきたわけだけど、小金井公園に来た記憶が無い。例えば小学校のちょっとした遠足みたいな感じで来たことがあるのかも知れないが、覚えてはいない。平日にも関わらず車もいっぱい、もちろん、学校も春休みに入っていることだし、元気な子供達でいっぱいだった。ただの公園なんだが、娘が大きな瞳を輝かせて生き生きとしている様を見、また連れてきてやろう、他にも色々な自然に触れさせてあげよう、と思った。